2021年9月29日水曜日

について感染症流行時の稽古

Covid-19の第5波が収まる気配ですね。しかし、次の第6波は必ず到来します。こういうことを言うと、来なかったら責任が取れるか、という声が聞こえそうですが、当たり前のことを言っているだけです。


感染症の流行が本当に終息するのは、突然変異によってウィルスの感染能力が著しく下がってしまう場合か、感染者が他の人との接触を完全に絶ってしまう時だけです。


ですから、今のようにデルタ株の感染者が社会全体に広く散らばっている状態では感染終息はあり得ないのです。


また、感染に季節性があることはほぼ証明されていますので、冷え込みが強くなる10月末から11月初旬にはまた感染者が増え始めて、第6波が始まることでしょう。冷え込み時期が遅れればその分、感染拡大の時期も遅れますが...。



さて、本題です。YouTubeの合気道の道場の映像を見ますと、マスクや透明プラスチックシールドの面をつけて稽古をしている姿をよく見かけます。


ですが、そんなのは感染防止にまったく役立ちません。マスクの網目はウィルスの数十倍の大きさですし、プラスチックシールドも呼気が自由に循環しますから、ただの飾りに過ぎません。


では、どうすれば良いか、という話ですが、まずは稽古に参加する人員を減らし、換気を十分強くし、体調不良の場合は自己申告で稽古をやめることです。


さて、感染力が最高に高まるのは、感染0日だということが研究でわかっています。しかし、その段階で発熱することはまず稀でしょう。ですから、稽古をすれば感染リスクが高まるのは致し方ないことです。


ただし、若い人が重症化することは持病を持っている場合(それと肥満している喫煙者も危険です)に限られることもほぼ確認されていますので、若い人たちだけで稽古するのは良いでしょう。高齢者は高齢者の仲間だけで、若者と離れて稽古すれば感染リスクは下がります。なお、ワクチンを接種しているから大丈夫というのは単なる戯言です。ワクチン接種しても、感染します。


これからもしばらくはCovid-19の感染の中で稽古を続けていかなけばなりません。単なる思い込みではなく、証拠に基づいた合理的な対策で稽古に臨んでください。



 お元気にお過ごしください。
 
 


  

 

師範 白井敬二

 

 

 



 




【10月稽古予定表】



枇杷島スポーツセンター 第二競技場 午後615分〜715


6日、13日、20日、27

 

 

 

 

 

北スポーツセンター  第二競技場 午前10時〜1130



3日、10日、17

 

 

 

 

*枇杷島スポーツセンターの稽古では1回ごとに300円の会費をお支払いいただきます(北スポーツセンターでは500円です)。


枇杷島スポーツセンターでは、個人使用料200円が別途必要です。

 

 

 

 

【重要】(入会について)

 

   見学、お試し期間を経て、師範から正式に入会を許可され、入会申込書を提出して、正式な部員になります。まずは見学からどうぞ。

 枇杷島スポーツセンターの入会者は基本的に名古屋市役所職員、家族(子どもは小5くらいから)、OBOGです。北スポーツセンターの参加者は一般市民も可能です。

 見学希望者は、 師範の白井敬二まで連絡いただければ幸いです。その際には、件名を「合気道」とお書きください。所属と、氏名、電話番号も明記してください。なお、時々返信メールが着信拒否で届かない(電話も受信拒否設定)場合があります。私からの返信メールや届くように(電話がかけられるように)しておいてください。

 

 

(メールアドレス)white1000million@gmail.com