名古屋市役所合気道部のお知らせ(56)
こんばんは。さすがに将棋の藤井聡太四段も連勝にストップがかかりました。記録にはいずれ終わりが来るのは世の常です。
終わりと言えば、合気道の稽古の終わりは何歳かと考えたことがありますか? この件について、その昔にこんな話を聞いたことがあります。大家の先生が「60歳を過ぎたら受け身を取るのはやめろ」と言っていたそうです。その理由の細部は聞かなかったのですが、実際60際を過ぎてみるといろいろな部位の筋肉や関節が固くなって、ケガをしやすくなり、ケガも直りにくくなっているのを日々実感しています。
個人差はもちろんありますが、60歳以上の人が20代〜30代の人たちと同じペース・強度で2時間以上稽古するのは無理でしょう。基礎体力も落ちてきていますから危険です。でも、実際にはかなり無理して頑張っている合気道家が多いのです。その場合、唯一の救いは合気道に試合が無いことです。もし柔道のように試合があれば、怪我人続出間違い無し、です。
さて、何歳まで稽古ができるかという問題に戻ります。端的に言って、現在80歳以上になっても普通に稽古をしている人はごく希です。肺活量・筋力などの基礎体力が低下してくるからです。ですから、本当は高齢者向けに特化した教室があっても良いというのが私の意見ですが、そういうものは余り見かけません。
合気道を人を倒す技術として鍛錬している人たちは存在します。強さが彼らの指標です。しかし、それは邪道ですし、いずれ力は衰え、身体も動かなくなります。それが自然の摂理です。精神論で何とかなるものではありません。ですから、そういうバカな考えはやめて、合気道を適度な運動やストレッチ、人との触れ合いの場としてとらえた方が長続きします。そういう前提であれば、普通に自力歩行できる体力があれば、80歳代の合気道稽古も可能でしょう。
もちろん、力の無い身体の小さい人が身を守るために合気道を学ぶ場合もあるでしょうが、それはまた別問題です。実際には合気道の技は体重差が50Kg、背の高さで30センチ以上の差がある場合、ほぼ役立ちません。なぜなら合気道は物理学の法則を無視するものでは無いからです。護身術には合気道では教えない別の技術が必要です。
師範 白井敬二
【7月の稽古予定表】
枇杷島スポーツセンター 第二競技場 午後6時15分〜7時15分
5日、12日、19日、26日(すべて水曜日)
北スポーツセンター 第二競技場 午前10時〜11時30
9日、16日、23日、30日(すべて日曜日)
*いずれの会場も稽古1回ごとに300円の会費をお支払いいただきます
ただし、枇杷島スポーツセンターでは、個人使用料200円が別途必要です。
【重要】(入会について)
見学、お試し期間を経て、師範から正式に入会を許可さ
れ、入会申込書を提出して、正式な部員になります。まずは
見学からどうぞ。入会者は基本的に名古屋市役所職員、家
族、OB・OGです。
れ、入会申込書を提出して、正式な部員になります。まずは
見学からどうぞ。入会者は基本的に名古屋市役所職員、家
族、OB・OGです。
見学希望者は、 師範の白井敬二まで、まずメールでご連絡
ください。 質問もOKです。
ください。 質問もOKです。
(メールアドレス)white1000million@gmail.com
その際には、件名を「合気道」とお書きください。所属
と、氏名、電話番号も明記してください。なお、時々返信メ
ールが届かない場合あります。私からの返信メールが届くよ
うに、必ず、着信拒否の設定を外しておいてください。
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