2018年4月30日月曜日

気持ちよくなるための稽古を目指しましょう

名古屋市役所合気道部のお知らせ(66)

こんばんは。早いものですっかり汗ばむ様な季節になりましたね。

 今回はまず「合気」という言葉に近いニュアンスを持ったネット記事からのコピペを2つ紹介します。

1つ目

【人と人のシンクロニシティ】

愛し合っているカップルの間で起きる行動のシンクロは、自然界では一般的に見られることだ。ホタルなどの虫や、肉食動物の群れの息の合った動きを可能にするものと、根本的には似た現象である。

それだけではなく、人と人の間で起こるシンクロもまた、実証されている現象だ。たとえば人間は、合唱などで人と一緒に歌うときに、心拍や呼吸が同調する。同じ映画(とくに感動的なもの)を観ているときにも同じことが起こる。

パヴェル・ゴールドスタインの研究チームは、2人の人間の接触がもたらすと思われる「痛みの減少」が生理的カップリングによるものかどうかを調べた。具体的には、カップル間での接触が生理的反応の同調をどの程度増加させ、痛みという感覚に対してどのような作用をもたらすかを確かめたのだ。

(全文はhttps://wired.jp/2017/07/11/holding-hands-pain/ で読めます)


2つ目

「戦ってはダメ! あなたの周りの“アホ”から逃げる方法」

自分の気分が下がり、自分が学ぶべきものがないような人と付き合う時間は人生の大損失です。そういう人とかかわるくらいなら、睡眠時間を増やした方がいいくらいです。「相手に自分をわかってもらう」とか、「話せばわかる」とか「腹を割って付き合ってみる」とかほとんど無理だと思います。

 まずはできるだけそういう人と過ごす時間を減らすことです。そして、無駄に敵にしたり、追い詰めたりすることは絶対に避けてください。話すたびに自分にネガティブなことや嫌味なことをいってくるくらい暇でマイナス思考の人を敵に回したり追い詰めたりすることは、何のプラスもないどころか、かなり厄介なことになりかねないからです。
(全文は https://dot.asahi.com/dot/2017101800025.html?page=1 で読めます)


 二つの文章は一見逆のことを言っている様に見えますが、結論は「できるだけ気持ちの良い相手と付き合いなさい」ということです。

 世の中には誰とでもうまく付き合える人がいると言いますが、きっとその人はかなり無理をしていることでしょう。


 さて、合気道のブログですから、関連したことを書きますと、1つ目の記事に「人間は、合唱などで人と一緒に歌うときに、心拍や呼吸が同調する。同じ映画(とくに感動的なもの)を観ているときにも同じことが起こる」という文章がありますが、これを合気道の稽古で表現するなら、「人は合気道の稽古をするときに、心拍や呼吸が同調する。表情や力の強さ・方向、動きの調子・滑らかさにも同調性が出てくる」となります。

そして2つ目の記事に「自分の気分が下がり、自分が学ぶべきものがないような人と付き合う時間は人生の大損失です」とありますが、合気道の稽古でいうなら「自分の気分が下がり、自分が学ぶべきものがないような師範と付き合う時間は人生の大損失です」となります。特に、稽古をしていて気分が下がる様な事がある場合は深刻です。こんな時には速やかにその道場を離脱する方が良いのです。

 人と人の相性は合う、合わないがあります。努力して維持しようとしても結局は無理な場合が多いのです。合気道の道場でも、一方的な隷属関係を生徒に強いるやり方は明らかに間違いです。



師範  白井敬二









5月の稽古予定表】

枇杷島スポーツセンター 第二競技場 午後615分〜715

2日、9日、16日、23日、30日(水曜日)



北スポーツセンター  第二競技場 午前10時〜1130
6日、27日(すべて日曜日)




*いずれの会場も稽古1回ごとに300円の会費をお支払いいただきます。枇杷島スポーツセンターでは、個人使用料200円が別途必要です。




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