2023年2月28日火曜日

アラカルト

春が近いですね。今回は最近の稽古と護身術について書きます。下記は2月22日のメニューです。


座り技(正面打ち 一教 表・裏)、短刀取り(正面打ち 一教 表・裏)、剣取り(四方投げ 表・裏)、棒術(棒基本原理 てこの使い方)


複合メニューです。徒手の立ち技を二年かけ、一巡させたためです。しばらくはこのスタイルでの稽古が続きます。


ここまで来ると、徒手の立ち技の細かな注意の意味がわかってきます。こういう稽古は初心者向けの稽古とは言えないでしょうが、原理原則は小学生でもわかるものばかりです。



さて、別の稽古の時に親子が尋ねてきました。小学生低学年の女の子とそのお母さんでした。お母さんが、襲われた時に役に立つ技を教えて欲しいと言いました。「技はあるけれど、そんな技を覚えるよりも、危険な状況を避ける努力をする方がより役に立ちますよ」とお話しました。ちょっと残念そうな表情でした。


以前にも書いたことがありますが、合気道を護身術として習うのには時間がかかります。基礎体力の養成も必要です。そして、護身術に「絶対」は期待できません。相手次第です。わかりやすく言うなら、身長2m、体重100kgを越す相撲取りを相手にしたら、ほとんどの合気道の技はかけられないということです。


運動派のあなたに合った最も手っ取り早い護身術は、500mを70秒くらいで走れるようにすることです。「逃げるが勝ち!」ですから。それに、これなら一人で練習できます。



あなたの安全を祈念します。




 

 

 師範


白井敬二







【3稽古予定表】



枇杷島スポーツセンター 第2競技場 午後600分〜7時00


1日、8日、15日、29

 

 

 

 

 

北スポーツセンター  第二競技場 午前10時〜1130



12日、26日

 

 

 

 

【重要】(入会について)

 

   見学、お試し期間を経て、師範から正式に入会を許可され、入会申込書を提出して、正式な部員になります。まずは見学からどうぞ。

 枇杷島スポーツセンターも北スポーツセンターも健康維持の目的で参加される「素直で攻撃的性のない」方を歓迎します。

 見学希望者は、 師範の白井敬二まで連絡いただければ幸いです。その際には、件名を「合気道」とお書きください。所属と、氏名、電話番号も明記してください。なお、返信メールが着信拒否で届かない(電話も受信拒否設定)場合があります。私からの返信メールや届くように(電話がかけられるように)しておいてください。

 護身術の個人指導も受け付けます。まずは連絡して下さい。


 

 

(メールアドレス)white1000million@gmail.com


2023年2月1日水曜日

怪我の防止が目的だけで習ってもいいですよ!

新年の挨拶には遅すぎますね。


多忙な1月になってしまい、アップが遅れました。


タイトルについて書きます。


歳をとったせいか、同世代のまわりの人たちが転倒などで怪我をして入院しているという話をよく聞きます。


私は昔から、合気道の受け身が転倒時の怪我を防ぐ非常に優れた技術だと一般の人たちに宣伝してきました。しかし、反応はほとんどありませんでした。私には愚かなことと思えます。


転倒によって起こる大怪我は後頭部を強く打つことによるものが多いことは周知の事実です。


合気道の場合、後ろ周り受け身をしますので、後頭部を直接打って大怪我をしたり死ぬ様なことはまずないでしょう。この意味が合気道の受け身練習を経験していない人には理解できないでしょう。


合気道をやっている人が後ろ向きに倒れた時、怪我をしない理由は3つあります。



1、後方に倒れる時に首を前方向に折る動作が身についている。


2、後頭部が床(地面)に接地する直前に手で床(地面)を叩いてショックを和らげることが自然にできる。


3、後方回転受け身は頭を左右どちらかに寄せて回転するので、後頭部を直接打たない。



言葉で言うより、見せた方が理解が早いでしょうが、見ただけでは身につきません。


技術は自分で繰り返しやってみないと身につかないものなのです。適切な指導を受けることも不可欠です。


以前にも紹介したと思いますが、私が師匠の岩田先生から言われた言葉を締め括りにします。


「見ただけでできる様になるなら、みんな達人になれるよ」。




 

 

 師範


白井敬二







【2稽古予定表】



枇杷島スポーツセンター 第2競技場 午後600分〜7時00


1日、8日、15日、22

 

 

 

 

 

北スポーツセンター  第二競技場 午前10時〜1130



12日、19日、26日

 

 

 

 

【重要】(入会について)

 

   見学、お試し期間を経て、師範から正式に入会を許可され、入会申込書を提出して、正式な部員になります。まずは見学からどうぞ。

 枇杷島スポーツセンターも北スポーツセンターも健康維持の目的で参加される「素直で攻撃的性のない」方を歓迎します。

 見学希望者は、 師範の白井敬二まで連絡いただければ幸いです。その際には、件名を「合気道」とお書きください。所属と、氏名、電話番号も明記してください。なお、返信メールが着信拒否で届かない(電話も受信拒否設定)場合があります。私からの返信メールや届くように(電話がかけられるように)しておいてください。

 護身術の個人指導も受け付けます。まずは連絡して下さい。


 

 

(メールアドレス)white1000million@gmail.com