こんにちは。連日猛烈な暑さが続いています。7月29日、国連のグテーレス事務総長が「地球温暖化は終わった。地球沸騰化の時代が到来した」と声明を出しました。日本でも40度Cを超えることが珍しくない時代です。
こんな暑さの中でも合気道の稽古を続けている私たちですが、エアコンのない道場での日中の稽古はまさに「命がけ」です。本来なら体温を上回るような環境で稽古をすべきではありません。発汗による体温調整がほとんどできないからです。
エアコンがあっても、こまめな休憩と水分補給を繰り返すことが必要です。熱中症は自覚しないうちに症状が進行します。よく言われるように、「自分で水が飲めなくなったら、救急車を呼ぶ必要がある」ほど危険な状態です。
さて、猛暑の中で稽古をする場合に参考になるニュースがありましたので、紹介します。
「手のひら冷却」で手軽に熱中症予防!体温調節を担う血管を冷やすのが効果的 今できる熱中症対策は?【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG
2023.6.5
https://www.youtube.com/watch?v=6D6944GoSZg
■手軽に予防 “手のひら冷却”
神戸女子大学の平田耕造名誉教授は「熱中症予防に“手のひら”冷却を」推奨しています。
手のひらには、体温調節を行う血管があり、冷やすことで冷えた血液が全身に巡って体温調整ができるからです。
冷却部位ごとの深部体温の変化では、内臓の体温の差は、運動で上がった体温が手のひらとか足の裏、頬を冷やした方が、一気に下がってくるという以下のようなデータもあります。
具体的には流水に手をひたすとか、タオルなどを巻いた冷たいペットボトルを持つことです。
ポイントは水温15℃前後の水道水(夏場は水道水の温度も高くなりますので注意が必要です。)で冷やすことです。なお、冷えすぎると逆に血管が収縮して、血液の循環が悪くなるそうです。時間の目安は10分~15分くらいと言います。休憩時に水分補給と一緒に手のひらを冷やすことが有効です。
暑さの中でも安全な稽古ができるよう、互いに工夫しましょう。
白井敬二
【8月稽古予定表】
枇杷島スポーツセンター 第2競技場 午後6時00分〜7時00分
2日、9日、16日、23日
北スポーツセンター 第二競技場 午前10時〜11時30分
6日(NASPAスタジオ)、13日(NASPAスタジオ)、20日
【重要】(入会について)
見学、お試し期間を経て、師範から正式に入会を許可され、入会申込書を提出して、正式な部員になります。まずは見学からどうぞ。
枇杷島スポーツセンターも北スポーツセンターも健康維持の目的で参加される「素直で攻撃的性のない」方を歓迎します。
見学希望者は、 師範の白井敬二まで連絡いただければ幸いです。その際には、件名を「合気道」とお書きください。所属と、氏名、電話番号も明記してください。なお、返信メールが着信拒否で届かない(電話も受信拒否設定)場合があります。私からの返信メールや届くように(電話がかけられるように)しておいてください。
護身術の個人指導も受け付けます。まずは連絡して下さい。
(メールアドレス)white1000million@gmail.com