身を護るということ

こんにちは。ずっと雨が続いていますね。梅雨が明けるのが待ち遠しいでしょうが、猛烈な暑さも嫌なものです。

さて、今回は明日お試しの稽古に来場する予定の女性に関してのお話です。

どうやら、彼女は家庭内暴力か、職場での肉体的暴力を受けているようです。身を守りたいから合気道を習いたいと言っていました。警察に相談したら、とも言ってみましたが、何やら事情があるようです。

「身を護りたい」という彼女の言葉の裏に、相手に反撃したいという意図も感じ取れました。その分野の話になると、合気道の稽古から離れてしまいそうですが、来場したらもう少し詳しい事情を聞いた上で、相手から攻撃を受けた時の「避け方」「身のこなし方」から、「最小限の反撃」を伝授しようかと考えています。

しかし、家庭内暴力の場合、反撃がさらなる暴力の激化を生むこともあります。家庭内で相方から刃物で刺される事件も多発しています。反撃よりも相手を沈静化させる交渉力が必要かもしれません。

さて、相手が刃物を持って襲ってくるような場合、素手で対処しようとするのは全くのナンセンスです。あなたも何か物を持って対処すべきです。

「暴力」はエスカレートします。ですから、基本的に、戦うよりも逃げることを優先して考えるべきです。もし、万一戦わなければならない場合でも「逃げるチャンス」を得るために戦うという意識が必要です。チャンスを掴むために合理的な方法は数多くあり、合気道は単に選択肢のひとつに過ぎません。

身を護る方法は多元的に複数を用意すべきです。

 

 師範

白井敬二

【7月稽古予定表】

枇杷島スポーツセンター　第２競技場　午後6時00分〜7時00分

5日、12日、19日、26日

 

 

 

 

 

北スポーツセンター  第二競技場　午前10時〜11時30分

2日、9日、16日(NASPAスタジオ）、23日(NASPAスタジオ）、30日

 

 

 

 

【重要】（入会について）

 

   見学、お試し期間を経て、師範から正式に入会を許可され、入会申込書を提出して、正式な部員になります。まずは見学からどうぞ。

　枇杷島スポーツセンターも北スポーツセンターも健康維持の目的で参加される「素直で攻撃的性のない」方を歓迎します。

　見学希望者は、 師範の白井敬二まで連絡いただければ幸いです。その際には、件名を「合気道」とお書きください。所属と、氏名、電話番号も明記してください。なお、返信メールが着信拒否で届かない（電話も受信拒否設定）場合があります。私からの返信メールや届くように（電話がかけられるように）しておいてください。

　護身術の個人指導も受け付けます。まずは連絡して下さい。

 

 

（メールアドレス）white1000million@gmail.com