良い師範の見つけ方

巷ではCovid-19の変異体B.1.1.529＝オミクロン株の話題で持ちきりです。これが第６波になることはほぼ決まりですが、それほど恐れる必要はありません。なぜなら、あまり人が死なないからです。

さて、先回高齢者への指導についての記事を書きましたが、今回はその延長の話です。

結論から言ってしまいますと、高齢者の師範が同じ高齢者の弟子に囲まれているなら、その師範は良い師範です。もちろん、若い弟子がいても良いですが、同じ年代の弟子が多く存在することに意味があるのです。

なぜなら、同年代の弟子には技にしろ言葉にしろ、「ごまかし」が効かないからです。一般的に同年代の弟子は師範を厳しく評価します。神秘性など滅多に認めません。年長者が若者に与える威圧（言葉の暴力）も使えません。

ですから、同年代の人が長年に渡ってある師範に師事しているようなら、その人には並々ならぬ実力が備わっており、魅力ある師範だと判断して良いのです。

でも、逆に若い人が年老いた師範に師事していることの方が、その師範の凄さを表していると考えるかも知れませんが、そんなものは単に段位が欲しいからだけで集まっている場合がほとんどです。

良い師範を見つけてください。

 
　

 　

 

師範　白井敬二

 

 

 

 

【12月稽古予定表】

枇杷島スポーツセンター　第二競技場　午後6時15分〜7時15分

1日、8日、15日、22日

 

 

 

 

 

北スポーツセンター  第二競技場　午前10時〜11時30分

5日、19日

 

 

 

 

＊枇杷島スポーツセンターの稽古では１回ごとに300円の会費をお支払いいただきます（北スポーツセンターでは500円です）。

枇杷島スポーツセンターでは、個人使用料200円が別途必要です。

 

 

 

 

【重要】（入会について）

 

   見学、お試し期間を経て、師範から正式に入会を許可され、入会申込書を提出して、正式な部員になります。まずは見学からどうぞ。

　枇杷島スポーツセンターの入会者は基本的に名古屋市役所職員、家族（子どもは小５くらいから）、OB・OGです。北スポーツセンターの参加者は一般市民も可能です。

　見学希望者は、 師範の白井敬二まで連絡いただければ幸いです。その際には、件名を「合気道」とお書きください。所属と、氏名、電話番号も明記してください。なお、時々返信メールが着信拒否で届かない（電話も受信拒否設定）場合があります。私からの返信メールや届くように（電話がかけられるように）しておいてください。

 

 

（メールアドレス）white1000million@gmail.com

高齢者への指導に関連して

Covid-19の第5波がどうやら収まりましたので、一息つけます。でも、諸外国で（アメリカ、ロシア、ブラジルなど）の感染状況を見れば、第６波がすぐにやって来そうです。

今回は高齢者への指導に関連して考えてみます。自分自身がすでに高齢者となっていますので、高齢者への指導には余計に関心が深いのですが、一言で言って「難しい」ですね。

英語のことわざに、It is hard to teach an old dog new tricks.というものがありますが、日本語に訳せば、「老犬に新しい芸を教え込むのは難しい」となります。

人間と犬を一緒にするな、お叱りを受けるかも知れませんが、高齢者に技（受け身）を教えるのはいろいろな面で難しいのです。

老化は間違いなく、人間のすべてに及びます。筋力、視力、瞬発力、持久力という肉体的な面に加え、記憶力、感性、素直さという精神的な面も衰えます。特に、素直さは一番衰えが激しいかも知れません。

特に過去になんらかの武道経験がある人の場合、無意識にその癖が出ます。私の教える合気道にとって不要な動き、力であり、取り除くように言っても、なかなか抜け切れません。学びの過程でいったん身につけた動きは訂正が難しいのです。

それは素直さとは別の問題だと言われるかも知れませんが、武道の上達には「まね」が必要です。素直に師匠の言う通りにできないと感情的な軋轢を招きます。そんな楽しくない稽古を続けるのはお互いに無駄です。

以前の記事で師匠を選ぶときには慎重に、と言ったことがありますが、素直に言われたことができそうな師匠（門下生たち）を直感的に選ぶことはとても大切なことです。

軍隊的にスパルタで教え、具体的な術理を言葉で説明しない問答無用の道場が多いですから、道場を選ぶときには、その点もしっかり見極める必要があります。師範がどれほど素晴らしい技を披露しても、自分が同じようにできるようにならなければ、そこで稽古する意味はありません。

　お元気にお過ごしください。

 
　

 　

 

師範　白井敬二

 

 

 

 

【11月稽古予定表】

枇杷島スポーツセンター　第二競技場　午後6時15分〜7時15分

17日、24日

 

 

 

 

 

北スポーツセンター  第二競技場　午前10時〜11時30分

7日、14日、21日、28日

 

 

 

 

＊枇杷島スポーツセンターの稽古では１回ごとに300円の会費をお支払いいただきます（北スポーツセンターでは500円です）。

枇杷島スポーツセンターでは、個人使用料200円が別途必要です。

 

 

 

 

【重要】（入会について）

 

   見学、お試し期間を経て、師範から正式に入会を許可され、入会申込書を提出して、正式な部員になります。まずは見学からどうぞ。

　枇杷島スポーツセンターの入会者は基本的に名古屋市役所職員、家族（子どもは小５くらいから）、OB・OGです。北スポーツセンターの参加者は一般市民も可能です。

　見学希望者は、 師範の白井敬二まで連絡いただければ幸いです。その際には、件名を「合気道」とお書きください。所属と、氏名、電話番号も明記してください。なお、時々返信メールが着信拒否で届かない（電話も受信拒否設定）場合があります。私からの返信メールや届くように（電話がかけられるように）しておいてください。

 

 

（メールアドレス）white1000million@gmail.com

について感染症流行時の稽古

Covid-19の第5波が収まる気配ですね。しかし、次の第6波は必ず到来します。こういうことを言うと、来なかったら責任が取れるか、という声が聞こえそうですが、当たり前のことを言っているだけです。

感染症の流行が本当に終息するのは、突然変異によってウィルスの感染能力が著しく下がってしまう場合か、感染者が他の人との接触を完全に絶ってしまう時だけです。

ですから、今のようにデルタ株の感染者が社会全体に広く散らばっている状態では感染終息はあり得ないのです。

また、感染に季節性があることはほぼ証明されていますので、冷え込みが強くなる10月末から11月初旬にはまた感染者が増え始めて、第6波が始まることでしょう。冷え込み時期が遅れればその分、感染拡大の時期も遅れますが...。

さて、本題です。YouTubeの合気道の道場の映像を見ますと、マスクや透明プラスチックシールドの面をつけて稽古をしている姿をよく見かけます。

ですが、そんなのは感染防止にまったく役立ちません。マスクの網目はウィルスの数十倍の大きさですし、プラスチックシールドも呼気が自由に循環しますから、ただの飾りに過ぎません。

では、どうすれば良いか、という話ですが、まずは稽古に参加する人員を減らし、換気を十分強くし、体調不良の場合は自己申告で稽古をやめることです。

さて、感染力が最高に高まるのは、感染０日だということが研究でわかっています。しかし、その段階で発熱することはまず稀でしょう。ですから、稽古をすれば感染リスクが高まるのは致し方ないことです。

ただし、若い人が重症化することは持病を持っている場合（それと肥満している喫煙者も危険です）に限られることもほぼ確認されていますので、若い人たちだけで稽古するのは良いでしょう。高齢者は高齢者の仲間だけで、若者と離れて稽古すれば感染リスクは下がります。なお、ワクチンを接種しているから大丈夫というのは単なる戯言です。ワクチン接種しても、感染します。

これからもしばらくはCovid-19の感染の中で稽古を続けていかなけばなりません。単なる思い込みではなく、証拠に基づいた合理的な対策で稽古に臨んでください。

　お元気にお過ごしください。

 
　

 　

 

師範　白井敬二

 

 

 

 

【10月稽古予定表】

枇杷島スポーツセンター　第二競技場　午後6時15分〜7時15分

6日、13日、20日、27日

 

 

 

 

 

北スポーツセンター  第二競技場　午前10時〜11時30分

3日、10日、17日

 

 

 

 

＊枇杷島スポーツセンターの稽古では１回ごとに300円の会費をお支払いいただきます（北スポーツセンターでは500円です）。

枇杷島スポーツセンターでは、個人使用料200円が別途必要です。

 

 

 

 

【重要】（入会について）

 

   見学、お試し期間を経て、師範から正式に入会を許可され、入会申込書を提出して、正式な部員になります。まずは見学からどうぞ。

　枇杷島スポーツセンターの入会者は基本的に名古屋市役所職員、家族（子どもは小５くらいから）、OB・OGです。北スポーツセンターの参加者は一般市民も可能です。

　見学希望者は、 師範の白井敬二まで連絡いただければ幸いです。その際には、件名を「合気道」とお書きください。所属と、氏名、電話番号も明記してください。なお、時々返信メールが着信拒否で届かない（電話も受信拒否設定）場合があります。私からの返信メールや届くように（電話がかけられるように）しておいてください。

 

 

（メールアドレス）white1000million@gmail.com

いざという時、頼りになる主治医はいますか？

先月号でアメリカのＣＤＣ（＝疾病対策センター）の発表を掲載しましたが、その後の報道を見ると、COVID-19は厳密には空気感染するのではなく、「マイクロ飛沫感染」で急激に拡大しています。それでも急拡大です。

さらに悪いニュースあります。CDCの発表後、カナダの研究者のリスク評価研究が発表されました。それによれば、デルタ株は入院リスクが２.08倍、集中治療室（ICU）入院リスクが3.34倍、死亡リスクが2.32倍です。シンガポールの研究ではさらに大きな数字（重症化リスク4.9倍）も公表されています。

最近の愛知県の感染者数の急激な拡大、入院者数の拡大も頷けます。唯一、死者数が爆発的に増えていなことだけがありがたいことですが、医療機関の逼迫状態いかんにかかっています。自宅療養中に亡くなるケースもかなり報道されています。

　対策としては、まずCOVID-19にかからないようにすることですが、現下の情勢から考えるに、10代〜50代の人との接触を伴う社会活動を積極的に行なっている人たちにできるだけ近づかないことが肝要です（難しいことですが）。無症状の感染者が相当数街中にいるはずだからです。今後学校が始まれば、息子や娘（そして孫たち）が学校で拾ってきたCOVID-19をうつされる可能性が大です。

　COVID-19患者を診てくれる開業医は愛知県ではまだ少ないでしょうが、なんとか探し出して、もしかの時に備えておくことが必要な時代です。実際に開業医が積極的に初期治療に関与すれば、重症化が防げることがわかっています。

　どうやってそんな開業医を探せば良いかわからないとお叱りを受けるかもしれませんが、まずは近所の口コミ、そしてネットの検索からはじめましょう。命あっての物種です。良い医者を探すことに真剣に取り組む時です。

　

　お元気にお過ごしください。

 
　

 　

 

師範　白井敬二

 

 

 

 

【９月稽古予定表】

枇杷島スポーツセンター　第二競技場　午後6時15分〜7時15分

1日、8日、15日、22日

 

 

 

 

 

北スポーツセンター  第二競技場　午前10時〜11時30分

5日、12日、19日

 

 

 

 

＊枇杷島スポーツセンターの稽古では１回ごとに300円の会費をお支払いいただきます（北スポーツセンターでは500円です）。

枇杷島スポーツセンターでは、個人使用料200円が別途必要です。

 

 

 

 

【重要】（入会について）

 

   見学、お試し期間を経て、師範から正式に入会を許可され、入会申込書を提出して、正式な部員になります。まずは見学からどうぞ。

　枇杷島スポーツセンターの入会者は基本的に名古屋市役所職員、家族（子どもは小５くらいから）、OB・OGです。北スポーツセンターの参加者は一般市民も可能です。

　見学希望者は、 師範の白井敬二まで連絡いただければ幸いです。その際には、件名を「合気道」とお書きください。所属と、氏名、電話番号も明記してください。なお、時々返信メールが着信拒否で届かない（電話も受信拒否設定）場合があります。私からの返信メールや届くように（電話がかけられるように）しておいてください。

 

 

（メールアドレス）white1000million@gmail.com

 

 

合気道を護身の技と考えるなら、COVID-19対策を考えることも稽古のうち

本日のCOVID-19関連のニュースに重要なものがありましたので、お伝えします。以下はそのニュースの一部のコピペです。

 「新型コロナウイルスのデルタ株について、アメリカのＣＤＣ（＝疾病対策センター）が、「水ぼうそう」と同じレベルの非常に強い感染力を持つとする報告書をまとめたことがわかりました。

 

 ＣＤＣがまとめた内部文書では、デルタ株は、１人の感染者が平均５人から９．５人に感染を広げるとしていて、これは水ぼうそうの感染力に匹敵するということです。

 

 １人から２人に広げるとされる通常の風邪や季節性インフルエンザに比べ、デルタ株は非常に強い感染力を持つとしています。

 

 また、ワクチンを接種した場合、重症化するリスクは１０分の１に減るものの、感染するリスクは３分の１程度にとどまるということです。」

　この記事はCDCが米国の議会で証言した内容を短く伝えたものです。デルタ株が従前考えられていたよりもずっと強い感染力を持つことが明らかになったということです。

　つまり、先月号のこのブログで忠告したように、ワクチンを接種しても、感染リスクが依然としてあるのです。だからと言って、ワクチンを打っても無駄だとは言っていません。

　ワクチン接種をしたからと言って、安全だとは思わないでください。人からうつされる危険も、人にうつす危険も依然として強く存在します。「残心」の教えを忘れないことです。

　お元気にお過ごしください。

 
　

 　

 

師範　白井敬二

 

 

 

 

【８月中の稽古予定表】

枇杷島スポーツセンター　第二競技場　午後6時15分〜7時15分

4日、18日、25日

 

 

 

 

 

北スポーツセンター  第二競技場　午前10時〜11時30分

1日、8日、15日、22日

 

 

 

 

＊枇杷島スポーツセンターの稽古では１回ごとに300円の会費をお支払いいただきます（北スポーツセンターでは500円です）。

枇杷島スポーツセンターでは、個人使用料200円が別途必要です。

 

 

 

 

【重要】（入会について）

 

   見学、お試し期間を経て、師範から正式に入会を許可され、入会申込書を提出して、正式な部員になります。まずは見学からどうぞ。

　枇杷島スポーツセンターの入会者は基本的に名古屋市役所職員、家族（子どもは小５くらいから）、OB・OGです。北スポーツセンターの参加者は一般市民も可能です。

　見学希望者は、 師範の白井敬二まで連絡いただければ幸いです。その際には、件名を「合気道」とお書きください。所属と、氏名、電話番号も明記してください。なお、時々返信メールが着信拒否で届かない（電話も受信拒否設定）場合があります。私からの返信メールや届くように（電話がかけられるように）しておいてください。

 

 

（メールアドレス）white1000million@gmail.com

 

 

ワクチンについて誤解していませんか？

名古屋市役所合気道部のお知らせ（１０５）

 

 

 

 

 

今回もCOVID-19関連記事になります。オリンピックをどうしても実施したいという菅政権の意向から、ワクチン接種が急速に進んでいます。もうすでにワクチン接種の効果が出ているなどという、呆れた話も出ています。ですが、現実は甘くありません。以下は、ある弟子の方に宛てたメールの一部を編集したコピペしたものです。

 「ワクチン接種が進めばCOVID-19の感染率が必ず下がり日常生活が戻ってくるという考えは危険です。おそらくワクチン 接種率は70%程度でそれ以上増えないでしょう。どこの国にもワクチン 反対論があり、同調者も3割程度いるからです。

もう一つは、変異株の問題です。すでにイギリス、イスラエルなどファイザー製ワクチン を打った国でも再び感染拡大が始まっています。ワクチン の効果は変異株には限定的です。過剰な期待は禁物です。」

　基礎的な知識がないと、ちょっと分かりにくいかも知れませんが、まずワクチンの基本的な効果は、１）COVID-19の感染を高い確率で防ぐ、２）COVID-19の重症化を高い確率で防ぐ、ということを念頭にしてください。つまり、ワクチン を接種すれば、「全員」がCOVID-19に感染しなくなるわけでもなく、重症化しなくなるわけでもないのです。さらに、３）ワクチンの接種効果がCOVID-19の感染拡大を十分に抑え込むためには、70〜80％の国民が二回目の接種を終えなければならないだろう、とCDC（米国疾病予防センター）が語っているところです。日本がこの水準を達成することは2021年中には不可能です。そして、現在ではα変異株からさらに感染力の強いδ変異株への変換が急速に進行中です。

　繰り返します。ワクチン接種に過度の期待をしないことです。ワクチン を接種しても感染する人は出ます。重症化する人も出ます。マスクでは感染させられることはほとんど防げません。不特定多数の人との接触をできるだけ避けることが、究極のCOVID-19対策だということは過去も現在も未来も変わりません。

　お元気にお過ごしください。

 
　

 　

 

師範　白井敬二

 

 

 

 

【7月中の稽古予定表】

枇杷島スポーツセンター　第二競技場　午後6時15分〜7時15分

7日、14日、21日、28日

 

 

 

 

 

北スポーツセンター  第二競技場　午前10時〜11時30分

4日、18日、25日

 

 

 

 

＊枇杷島スポーツセンターの稽古では１回ごとに300円の会費をお支払いいただきます（北スポーツセンターでは500円です）。

枇杷島スポーツセンターでは、個人使用料200円が別途必要です。

 

 

 

 

【重要】（入会について）

 

   見学、お試し期間を経て、師範から正式に入会を許可され、入会申込書を提出して、正式な部員になります。まずは見学からどうぞ。

　枇杷島スポーツセンターの入会者は基本的に名古屋市役所職員、家族（子どもは小５くらいから）、OB・OGです。北スポーツセンターの参加者は一般市民も可能です。

　見学希望者は、 師範の白井敬二まで連絡いただければ幸いです。その際には、件名を「合気道」とお書きください。所属と、氏名、電話番号も明記してください。なお、時々返信メールが着信拒否で届かない（電話も受信拒否設定）場合があります。私からの返信メールや届くように（電話がかけられるように）しておいてください。

 

 

（メールアドレス）white1000million@gmail.com