2024年7月1日月曜日

師匠の前で稽古するな!

 

熱くなりました。昔稽古していた一宮道場はエアコンなしでしたので、とてつもなく暑かったです。今でも同じ様な環境で稽古している人もいるでしょうが、それだけで尊敬します。


さて、今回はYouTubeで観た映像の中で語られていた言葉が気になりましたので紹介します。「師匠の前で稽古をするな」という言葉です。??と思ったあなたは正常な感覚です。


もったいぶらないで、意味を説明します。「稽古は自宅でたっぷりして、道場ではその成果を師匠に見てもらえ、試してみろ」という意味です。ひとつ前置きを言いますと、私の観た映像は剣術の師範のものでした。合気道ではありません。ですから、参考にならないとあなたは思うかもしれません。ですが、ある程度(数年)合気道の稽古を続けていれば、自分で自分の手に技をかけたり、技の動きをイメージすることは可能です。また、相手がいなくても、足捌きや体捌きの稽古はできます。


ですから、「師匠の前で稽古するな」を荒唐無稽と考えず、ちょっとした隙間時間を使って技の工夫をしてみれば、確実に上達が早まります。今はYouTubeに優れた武術の映像がアップされています。ですから、「観て盗む」ことがある程度まで可能な時代です。もちろん、本当に重要なことは映像に映っていない(隠している)ことも多々あるでしょうが、スピードを落として何度も見直してみると突然インスピレーションが湧いて理解が進むこともあります。それも慣れです。自分の感性や理解力に合う映像を探して継続的に何度も観ることが大切です。


そう言えば、「道場以外でも、日常生活すべてが稽古だよ」と私も岩田師範に言われたことがありました。入門して3〜4年だったと思います。仕事がひどく忙しい時期だったので、内心「そんな暇はないですよ。仕事が終わったらぐったりで、食べて寝るだけす」と思っていました。今思うと罰当たりなことを考えていたものですが、岩田師範はそれもわかっていたのでしょう。「プロを目指す必要はないし。できないよ」とも言われました。武道では食っていけないことを身をもって知っていからの言葉だと思っていましたが、私の態度を敏感に感じて取っていたのかもしれません。




今回はここまでです。


熱中症にご注意ください。



師範


白井敬二

 



 

 

【7月稽古予定表】


 

・枇杷島スポーツセンター 第2競技場 午後600分〜700

17日、24日、31日


 

 

・スギ薬局知立市福祉体育館 午後3時〜430

 

3日、10日

 

 


 


 

北スポーツセンター 午前9時〜1130 


・北スポーツセンター 第二競技場

7日、14日


 

 

・北スポーツセンター NASPAスタジオ

 

21日、28日

 

 

 

 

【重要】(入会について)

 

   2024年12月まで、新規の稽古生の募集を一時ストップします。現在進行中の上級者向けの稽古が一段落するまでの措置です。

 

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