今年は大東流系の講習会に数回参加しました。主催者は岡本眞という人です。彼は博識であり、言語化能力が高い人です。これまで、私が岩田一師範から習った合気道の技に柳生新陰流の体術が入っていることも彼の口から聞きました。その経緯は、植芝盛平翁が武田惣角から体術を学び、教授代理を任された時に、柳生新陰流の伝書「進履橋」(「参学」「九箇」「天狗抄」「外太刀(添截、乱截、極意、無二劔、活人 劔、神妙劔)」「二七箇条截相」を記した目録)を授与されたことです。そして、彼によれば、岩田師範が最初に植芝盛平氏から受けた免状には「大東流」ではなく、「柳生新陰流」と記されていたはずとのことです。これに関しては、岩田師範にお尋ねしたこともなく、真偽の確かめようもありません。
さて、少し技について述べます。柳生新陰流の体術と先ほど述べましたが、現在残っている新陰流に体術の体系はありません。調べてみればすぐにわかります。しかし、剣術の「無刀取り三勢」に「手刀勢」「無刀勢」「無手勢」という形が残っています。
・手刀勢は正面打ちをしてくる相手に対して右半身で進み、右手刀甲部で相手の右小手を受け、切り落とし、刀を奪う技です。
・無刀勢は左半身で進み、相手が刀を振り下ろしてくる右手の小手を右手甲部で受け、同時に相手の右腕肘部を自分の左手手掌部で受けそのまま引き上げて相手の肘を折り、右手刀で切り落とし、刀を奪います。
・無刀勢は左半身の入身で、相手の打ち下ろしてくる剣を避けて前進し、右手拳で相手の顔面を殴打し、左手で相手の右手首を下に下ろしながら、右手で相手の剣を取ります。
同じような技を岩田師範が伝えてくれています。浅山一伝流にも同じような技が存在します。それぞれ若干の違いがあります。別の技として覚えておくべきでしょう。それにしても、全ての技に相手との間合いを予備動作や足の蹴りなしに一瞬に詰める「縮地」の術と打ち出しの気配を読み取る能力が必要になります。むしろ、それができれば、後はなんでもできるでしょう。
以上、稽古雑感でした。
師範
白井敬二
【9月稽古予定表】
名古屋市役所合気道教室
・枇杷島スポーツセンター 第2競技場 水曜日 午後6時〜7時30分
なし
・スギ薬局知立市福祉体育館 水曜日 午後 柔道場 午後3時〜4時30分
2日、23日、30日
北スポーツセンター合気道教室
北スポーツセンター 第2競技場 午前10時〜11時30分
なし
・北スポーツセンター NASPAスタジオ 午前10時〜11時30分
13日、27日
・北生涯学習センター 3階 和室1・2 午前10時〜12時
20日
*上記稽古はいずれも一回1,000円です。どこにいつ参加しても構いません。入会金はありません。ただし、事前連絡して許可を受けることが必要です。
(道場稽古生の募集)
合気の術を護身や健康のために役立て得たいと考えている人を若干名募集しています。指導を素直に受け入れ、稽古を続けられる人を望みます。先着順です。見学や体験(無料)も受け入れます。
(PS)名古屋市役所職員の方は日曜日の稽古に参加してください。今後水曜日の稽古は昼間に知立市の体育館をメインにして実施します。退職者の方でお近くの方はぜひ参加ください。
(PPS)退職を控えているあなた、退職して不健康な生活をしているあなた、無理なく全身運動のできる私の合気道(術)教室に参加しませんか?なお、受身は生涯役立つ技術です。
稽古に参加、見学を希望する方は必ず事前に白井までご連絡ください。以下のアドレスです。氏名、年齢、武道歴などを教えてください。なお、当方からの返信メールが受信できるようにセットしておいてください(時々拒否されることがあります)。
rapt_fighter@aol.com
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